2021.11.26イベント
第17回 定例講演会を行いました。
2021(令和3年)11月26日(金)午後1時半より、定例講演会を開催しました。今回は、「食と健康」にまつわる2つの講演を行いました。
まず、第1部では、日本獣医生命科学大学の佐藤秀美客員教授(学術博士)をお招きし、現代人が抱える野菜不足の現状、野菜を食べることの意義、野菜から得られる栄養を摂るコツなどをわかりやすくご講演いただきました。
参加者からは、「野菜から得られる栄養を摂るためにどうすればいいか、そしてそれは決して難しいことではない、ということを知ることができ、とても良かったです。」
「だんだん食が細くなり、気になっていましたが、今日の講演で改めて多く学べて、とても感謝です。」など、様々な声をいただくことができました。
第2部では、信州大学経営大学院の茂木信太郎特任教授(観光学博士)をお招きし、過去の万国博覧会における時代背景や変化、1970年大阪万博後から現在までの日本における外食産業、そして、2025大阪・関西万博を間近に控えたこれからの日本のフードサービスについて、わかりやすくご講演いただきました。
参加者からは、「青年期からの歴史を思い出しながら、楽しく、そして懐かしく、聞かせていただきました。」
「大阪万博以降に生まれた新しい産業=外食産業が、現代では日常なくてはならないものに変化するなど、食の改革の流れが見えてくるお話でした。」など、様々な声をいただくことができました。
なお、本学では、2005(平成17)年度から「食の安全・安心」に関するテーマを中心に、毎年、講演会を開催しています。
17回目となる今回は去年に引き続き、新型コロナウイルス感染症予防のため、人数制限を行った対面聴講と、ご自宅等でのオンライン聴講で開催いたしました。
新型コロナウイルスの感染が拡大している状況のなか、ご講演、ご参加いただきまして、深く感謝申し上げます。
今後も、地域の皆様に、食に関する情報を発信してまいりますので、ご期待ください。