食品製造グループ
食品製造グループでは、食材、容器、加工法、充填法など、幅広い範囲から食品の保存性を高める教育業務と研究業務を担当しています。
本学のみならず、企業からの受託研究や他大学とも共同研究を行い、業界全体の課題解決を担っています。
教育
- (1)対象者は、本学の学生のみならず、社会人、他大学の学生まで多岐に亘ります。
- (2)講義は、食材の原料論に始まり、加工、殺菌法、工場衛生まで、幅広い範囲を扱っています。
- (3)実習は、あらゆる包装容器(金属缶、びん、プラスチック容器、パウチ)と農畜水産物を用いて2年間で30回の製造を行います。
1年次には、食材の扱い方から、なぜその加工法が必要なのかというメカニズムを教えながら、容器詰食品の製造を通して学生が加工の基礎を学べるよう指導しています。2年次には、学生自らが考えた容器詰食品のアイデアに対して、教員が アドバイスしながら具体的な物を創り出す過程で、学生が食品製造に関する知識を深め、技術を高められるよう指導しています。 - (4)卒業課題研究は、学生と相談してテーマを決め、1年間、取り組んでいます。様々なことに挑戦でき、学生は楽しみながら研究に取り組んでいます。
研究
- (1)独自研究
食品の保存性向上を高める目的で、食材、容器、加工法、充填法の側面からアプローチしています。容器詰食品の貯蔵中の品質変化、など。 - (2)新規加工方法の開発
地域の特産物を活かす、従来品より付加価値を高める技術改良、など - (3)企業からの受託研究や他大学との共同研究等
容器詰食品業界での課題解決に繋がるテーマが主体。
教員紹介
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高橋 英史教授
専門分野・・・食品加工
・包装食品の製造には様々な知恵と技術が包まれています。それらを短期間で修得するため、講義と実習をリンクさせています。まず、食品の製造方法や食品の成分、加工中に生じる変化などを食品加工などの講義で学びます。次に、食品製造実習で実際に製造を体験し、講義で学んだ知識を定着させます。さらに、製品企画から製造までを自ら企画・実行する実践フードプロセス実習で、企画力や社会人基礎力を養います。2年間しっかり学び、食を通じて多くの人に幸せを届ける力をつけてください。
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宮尾 宗央准教授
専門分野・・・食品製造、食品開発(レトルト食品、冷凍食品、デザート食品)、 HACCP
・冷凍食品、日配食品、レトルト食品等幅広い食品開発・製造経験を活かし、食品工場における衛生管理、HACCPプラン作成等に関して実践的な教育を行っています。
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川内 暢子講師
専門分野・・・食品機能、食品製造
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関 彩音助教